正直に白状します。
「見えない間仕切りさん」、まだ完成していません。

こんにちは、暮らしの不便を解消する製品開発をしております、幸ノ物工房の「ものぐさ職人」です。

完成どころか、
「お、いけた?」
「いや、やっぱ違うな」
を、何度も何度も繰り返しています。

試作の材料は、
ホームセンターとネット通販がほぼすべて。
店員さんに顔を覚えられ、
段ボールはもはや日常風景です。

取り付けてみては、
トイレの前で腕を組み、無言で数分。
完全に怪しい人です。

「これでいいか?」

その瞬間は、だいたいYES。
でも翌日になると、
「いや、これ“自分が作ったから”よく見えるだけじゃない?」
と、急に冷静な自分が現れます。

掃除、めんどくさくない?
取り付け、説明書なしでできる?
これ、家族に使わせて文句言われない?

問いが増えるほど、完成は遠のきます。

それでも不思議なもので、
この“止まって考える時間”が、わりと好きです。

昔、饅頭屋で働いていた頃もそうでした。
形は同じでも、
「これ、ちょっと蒸し足りなくない?」
「今日は皮が乾いてない?」
と、毎回ちょっとした迷いがあった。

あのときも、
「まぁいいか」で出せばラクだったはずです。
でも、そうしなかったから、
できたてホカホカを受け取ったお客さんが、
自然と笑顔になったんだと思います。

今やっているのも、たぶん同じ。

「これでいいか」じゃなく、
「これがいい」と言えるかどうか。

まだ未完成です。
でも、失敗も寄り道も、ちゃんと前進中。

たぶん完成した頃には、
この試作たちが、ちょっと懐かしく思えるんでしょう。

トイレの前で腕を組んで考える日々は、
もうしばらく続きそうです。

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