
こんにちは、暮らしの不便を解消する製品開発をしております、幸ノ物工房の「ものぐさ職人」です。
トイレって、毎日使うのに「なんでこうなるの?」って思うこと、ありませんか?
私がずっと気になっていたのは、
洋式便座と便器の“あいだ”にある、あのスキマです。
ある日、とあるブログで
「お子さんのトイレトレーニングや、介護現場でのトイレ掃除の大変さ」が話題になっていました。
それを読みながら、「そういえば自分にも、同じような経験があったな」と思い出したんです。
使い慣れた自宅のトイレならまだしも、出先のトイレだと、便座の形も微妙に違っていたりしますよね。
しかも、誰かが掃除をしてくれているわけで……。その手間や苦労を、ちょっとした工夫でなんとかできないか。
私自身、設計の仕事をしていたこともあり、
通勤の合間や自宅での時間に、「何かできないか」と少しずつ考えるようになりました。
そんな“どうにもならない場所”を、なんとかできないか。
そう思ったのが、「見えない間仕切りさん」開発のはじまりでした。
「これ、どうにかならないかな?」
まずはネットでスキマを塞ぐ商品を探してみたんですが、
- サイズが合わない
- 外れやすい
- 見た目がゴツい
- そして、何より汚れるところが見えてしまう
どれも納得いくものが見つからなかったんです。
そこで私はこう考えました。
「汚れる部分が見えなくて、ちゃんと仕切る存在」を作りたい。
- しっかりスキマを塞ぐけれど、汚れる部分が目立たない
- 取り付け時に便座や便器を傷つけない、柔軟な素材
- 誰でも取り付けられる手軽さ
そんな思いを込めて誕生したのが、
この「見えない間仕切りさん」なんです。
名前に「さん」をつけたのは、
この製品がただの“パーツ”ではなく、
暮らしを支えてくれる小さな味方のような存在になってほしいと思ったからです。
目立たないけれど、ちゃんと働いてくれる。
そんな“縁の下の力持ち”のような存在に、私はちょっとした敬意と愛着を込めて、
「見えない間仕切りさん」と名付けました。
とはいえ、最初からうまくいったわけではありません。
まずは原理試作を作るために、ホームセンターで手に入る素材を切って貼って、スキマに合わせて取りつけてみました。
チョキチョキとプラ板やゴムシートをハサミやカッターで切り、両面テープで仮止め。
メイン部分にはシリコンやスポンジ、パッキン素材などを使ってみるものの——
- サイズが合わない
- 時間が経つとズレてくる
- 水分で素材が劣化する
……など、思った以上に難しく、試作は失敗の連続でした。
「もうこれでいいか」と諦めかけたことも何度もあります。
でも、「自分が本当に欲しいと思えるものでなきゃ意味がない」と思い直して、また作り直す。
素材を変えてはやり直し、貼り方を工夫し、形状や厚みを調整して……。
ついには3Dプリンターも2種類購入して、デザイン面にも本格的に取り組み始めました。
気が付けば、2年もの歳月が過ぎていました。
試行錯誤の末、ようやく次のような条件を満たせる形に近づいてきたのです。
- スキマをしっかり塞げる
- 便座にフィットしつつ、汚れる部分も見えない
「これなら使えるかもしれない」——
そう思える試作品ができたときは、
長いトンネルの先に、ようやく光が見えた気がしました。
今はまだ開発段階ですが、
実際に「スキマに困っている方」に使ってもらえるよう準備中です。
今後はモニター募集や商品化の進捗もこのブログでお知らせしていきます。
さらに、現在はクラウドファンディングでの製品化も視野に入れて準備を進めています。
「必要としてくれる人に、想いごと届けたい」
「製品化のハードルを、一緒に超えてくれる仲間がほしい」
そんな気持ちから、応援という形で支えていただける仕組みも考えております。
ご支援いただいた方には、先行して製品をお届けする予定です。
使い心地やご意見をフィードバックとして活かしながら、よりよい形に仕上げていけたらと思っています。
「こんな仕様があったらうれしい」
「こういう色がほしい」などのご意見も大歓迎です!
応援、よろしくお願いします。
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